現代のピアノ曲紹介第一弾。この記事では、Pop や Jazz の分野で、ピアノの(カバーやアレンジではなく)オリジナル曲が素晴らしいと(私が)思うアーティストたちを、自分用メモとしてまとめたい。今回は、誰もが楽しめる作風のピアノをまとめている。
20世紀、芸術の社会化・オリジナルの失墜に伴い、アーティストが身近な存在となり、ポップがメインストリームとなった。
必然的に歌が主流になり、今は誰もが歌い、発信し、アーティストとなりうる時代である。
音にモード付けされた言葉、映像、ないしはキャラクターとしての音楽も、インパクトがあり、心を震わすが、音自体を聴く音楽がもっと盛り上がりを見せたって良いと、思うのだ。
*超個人の意見です。いろんな知名度、ジャンルの方をバラバラに載せています。素敵なピアニストはほんとにまだまだたくさんいる。。。推しがいたら是非紹介してください🌷
目次
Ludovico Einaudi さん
イタリアの作曲家&ピアニストのルドヴィコ・エイナウディさん。もともとはクラシックの作曲を学ばれていたが、ポップやロック、フォークなど幅広いジャンルの要素を織り交ぜて、耳に素直に響いてくるような曲をかかれる。はっきりしてメッセージ性の強いメロディが多いので、是非音自体をじっくり聴かれたい。
Nuvole Bianche(白い雲)
聴いているうちに何故か涙が出てくるような曲。
上原ひろみさん
日本人ジャズピアニスト・作曲家といえばこの方。バークリー音楽大学ジャズ作曲家で学び、現在アメリカを活動拠点に置かれている。超人的なテクニックの持ち主で、技巧的なジャズ演奏が youtube では人気だが、良い耳の持ち主で、ジャズの音色の美しさが素晴らしいので、是非音をじっくりと聴かれたい。
Spectrum
2019年に出されたソロアルバムのタイトルチューン。ジャズの楽しさがたっぷり詰まった曲。本当に名曲揃いなのでいますぐアルバムをダウンロードしよう。
Whiteout
ジャズの恍惚感が素晴らしく表現されている名作。個人的に一番好きな曲。
Yiruma さん
韓国出身のピアニスト・作曲家。映画・ドラマの主題歌なども多く手掛け、日本でも冬のソナタの主題歌などで注目を浴びる。聴きやすい旋律にメッセージを込めて、あらゆる属性のあらゆる境遇の人に届けてくださる方。やはりストーリーのある音楽にはパワーがありますね。
River Flows in You
ふと聴こえたら、きっと誰もが口をつぐみ聴き入ってしまうバラード。
Hania Rani さん
ポーランド 出身のピアニスト・作曲家・シンガー。アンビエントピアノのハスキーな音色が、遥か中欧の自然や生活を運んでくれる。素朴な力強さ、優しさ、素敵な音色を是非じっくり味わってみて。
F Major
タッチの音が素朴で優しい音色をうむ、自然のぬくもりを感じる曲。
Rachel Flowers さん
アメリカの multi-instulmentalist、作曲家。盲目のアーティスト。思わず耳を注意して澄ましてしまうような、様々な楽器を使ったジャズ・現代音楽風の曲をかかれる。ここではピアノの美しい曲を一曲紹介。
Intro – Steinway Model B
Lisa Swerdlow さん
カルフォルニアのピアニスト・作曲家。個人的にバラード ”Autumn speaks to me” が最近刺さったので最後に紹介させていただきます。。
以上、知名度もジャンルもバラバラだが、注目のポップ・ジャズピアノ演奏家・作曲家を紹介した。またどんどん更新していきたい(皆さんも是非教えてください)。
ここまで読んでくださってありがとうございました。第二弾・第三弾でよりコアな現代音楽、現代ピアノを紹介する予定なので、是非そちらも。
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